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feminism matters

英語(とたまに韓国語)のクィア・フェミニズム系記事の翻訳の貯蔵庫。

中絶を経験した200人の女性と話した私の連邦議会議員たちへの手紙

I Talked To 200 Women Who Had Abortions—Here's My Letter To Congress

中絶を経験した200人の女性と話した私の連邦議会議員たちへの手紙

 

And I've had an abortion, too.

そして、私も中絶経験者です。

 

2017/1/30

Melissa Madera, Ph.D.

 

原文はこちら。http://www.self.com/story/i-talked-to-200-women-who-had-abortions-my-letter-to-congress

 

連邦議会の議員たちへ

 

あなた方は私を知らないでしょうが、私は知っています。あなた方の多くが女性の再生産の権利、私たちの権利について、どう考えているのか知っています。これまでの経過からそれは明らかです。多くの人たちが行進に参加した数日後、ロー対ウェード判決(1973年、中絶の権利を認めた歴史的な最高裁判決)の44周年を迎えたその日、私はあなた達がアメリカと国外での再生産の自由に大きな打撃を与えるのを見ました。

たった1週間の間に様々なことが起こりました。月曜、大統領は、もし中絶を女性にとっての再生産についてのヘルスケアサービスの選択肢の一つという立場をとっていれば、世界中の国際的な援助団体がアメリカの財政的支援を受けることを禁ずるグローバルな箝口令を復活させました。ご存知でないかもしれないから言っておきますが、これは世界中の人たちが基本的な性と再生産についてのヘルスサービスへのアクセスを失い、その生命が危機に晒されるということを意味します。

 

火曜日には、あなた方はこっそりH.R.7を通過させました。これは、女性が中絶のために連邦の予算を使うことを禁止する、時代遅れで差別的なハイド修正を恒久化させることを意味します。40年もの間、ハイド修正は私たちのコミュニティを破壊してきました。低収入の人たち、有色人種の人たち、移民、若者たちが、中絶の法的権利を行使することを構造的に妨げてきたのです。いまや、あなた方は中絶のための費用をカバーする民間の保険会社さえ罰しようとしています。何よりも、あなた方は大抵の人が妊娠に気づいてさえいない期間に、中絶を禁止する法案を提出しました。この間、全国の州の政治家たちも私たちへの攻撃を一緒になって続けてきました。

 

あなた方がこんなにも女性が中絶するのを邪魔したいようなので、たぶん私の話を聞きたいのではないかと思いました。中絶を経験しただけでなく、中絶を経験した200名以上の女性から中絶の経験についての話を聞いてきた私の話を。17歳の時、高校卒業直後に、私は妊娠しました。私の住んでいた街にはいくつか病院が会ったので、普通の、非常に安全な医療的手続きを経て、中絶をすることができました。でも、私のようにラッキーではない人たちが、この国には多くいることを直接的に知っています。2013年、私は「中絶日記ポッドキャスト」をはじめました。このポッドキャストの目的は、私たちの声でみんなの日記を作ることでした。私たちのリアルで、多様で、誰かに代わりに語られたのではない経験を、共有し、聞くことができる場を作ること。これまで、200名以上の人たちが私のポッドキャストで中絶の経験を語ってくれたのを聞いてきました。どこで誤った情報を得たのか、どんな不必要な遠回りをし、怒り狂った大衆の中を歩き、反中絶法のせいで病院が閉まってしまった街でどうやって生きてきたのか。こういったストーリーをききながら、よく不思議に思います。ほんとうに政治家は私たちのことを少しでも考えているのだろうか?

 

私たちはこの国の何百万といる女性たちです。あなた達の支持者であり、隣人であり、友達でもあるかもしれません。私たちは法律家で、教育者で、大臣で、助産婦で、母で、祖母で、アーティストで、活動家で、ソーシャルワーカーで、学生で、兵士で、映画製作者で、料理人で、医療専門家で、公務員で、不動産エージェントで…そしてその間のあらゆるものです。私たちの誰かと話したことがありますか?リビングやキッチン、職場、車やポーチに私たちと座り、私がそうしたように、私たちのストーリーを聞いたことがありますか?もし聞いたことがあるなら、私たちにほんとうに必要なものは何か知っているでしょう。包括的で医学的に正しい性教育と、みんなの手が届く価格でのヘルスケアと避妊具へのアクセスです。そうすれば、私や他の多くの人達のように、中絶が必要になるような状況を避けることも可能になるでしょう。皮肉なことに、オバマケアの撤廃によって、あなた達はこれらにアクセスすることをもっと困難にしているのです。

 

すべての人へのヘルスケアを広げるべきですが、あなた方はそうは思っていないようです。むしろ、あなた方は、私たちが中絶するのを止められると思っているかのようです。しかしそれは間違っています。私は、中絶するために想像を絶するような困難に直面した人たちの話を聞いてきました。彼女たちはどうしたと思いますか?彼女たちは、それでもどうにか必要な中絶をするための方法を見つけます。メグ、ケイト、ケイティは中絶のために長距離を移動しました。Vは米軍の海外でのポストを捨てて、自費で中絶費用を支払いました。ベスは法の迂回路を求めて闘いました。そして、あまりにも長く待たなくてはいけなかったり、中絶のための資金を捻出するのが困難だった場合、自分で流産するような状況を作った人たちもいます。私たちは、ロー判決以前の時代と多くの国での状況から、中絶を違法にしても中絶はなくならないということを知っています。あなた方も、それを学んでいなければなりませんでした。私たちは、ジーンやディアナ、エイミー、ケリーがそうしたように、秘密裏に中絶をしてくれる医者を探したり、エミリーやローザがしたように遠くまで移動したり、カタリーナMがそうしたようにオンラインで薬を見つけたりするのです。お金を狩りたり、借金をしたり、自分のものを売ったり、家族や友人、職場に嘘をついたり、中絶のために海外にさえ行ったり。妊娠を終わらせたいと思った時、人はあらゆる方法でその手段を見つけるのだと、私は確信を持ってあなた方に言えます。あなた方が、私たちが中絶するのを止めるために行っている、あらゆる中絶への制限、反中絶の法的手段は、私たちを日陰に追いやり、中絶をより高価で、危険にし、スティグマを負わせます。

 

自分自身も中絶を経験し、200名以上の中絶を経験した人たちと話してきた人間として、確実に言えることが有ります。私たちが中絶をするとき、私たちは自分たちのため、自分の体のため、私の家族、コミュニティ、未来のため、正しい選択をしているのです。私たちは、あなた方の時代遅れで懲罰的な法のせいで、自分の考えを変えないし、あなた方が思うところの私たちにとっての最善とやらに満足することもありません。私たちが自分の体とどう付き合っていくかについて政治家の意見を伺わないといけないという考えを、私たちは批判するだけでなく、拒否し、抵抗し続けます。中絶は個人的な選択です。それ以外の何でもありません。議論の余地はありません。もしそれでもあなた方が政治の問題にしたいなら、人々の意見を聞くことは、統治のもっとも重要な側面であり、アメリカ人の多数派は女性は合法で安全な中絶へのアクセスを持つべきだと信じているということを忘れないでください。あなた方は、望まない妊娠を減らすことを助けるプログラムを強化することもできるし、中絶をすべての人にアクセス可能なものにすることもできます。でも、中絶を完全に禁止することはできません。私たちは、あなた方が中絶への障害を作り続けるのを黙って見てはいません。私たちは、私たちの体のことを自分で決める権利のために、そして基本的な人権のために闘い続けます。私たちは、いつ、どのように子育てをするのか、また自分の運命を自分で選ぶ自由を持っています。

 

私は一人ではありません。私は200名以上の人に会ってきました。彼女たちが自分の経験を語るのを聞いてきました。そして、私たちは自分たちの経験を共有し続け、あなた達に反対し続けます。

 

私は恥じていません。謝りません。黙ってもいません。私の仲間たちもそうです。私たちには何百万もの仲間が世界中におり、箝口令を敷いても私たちを止めることはできません。

 

私たちの声を聞けと要求します。